金本監督辞任
今でも残念に思う。
阪神ファンよ、もう少し我慢できないものか?
金本っちゃんがそんなに悪いのか?
「いつ、やめるんや!」そんな暴言が許されていいものか?
今年の場合、最下位とCS進出の3位との違いはこれから常勝チームをめざす上で、それほど大きな差だとは思えない。
いや実は、ペナント中にチームの調子が上がらない中、3位4位をうろついている頃から、ヤクルトが抜け出し負け越しが2ケタになって3位も難しい感じになってきた頃、金本っちゃん辞めると言い出すのでは?と危惧したことがあった。
辞めることで選手に奮起を促すという最終手段に出るのでは?と。
そういう思いがなかったか、聞いてみたいところだが、CS進出がなくなっても、続投路線という報道だったので、杞憂でよかったと思ったものだった。
嫌な感じがしたのはノーベル賞の先生の指揮官を変えるべきだという発言。
それと高橋監督の辞任。
ノーベル賞の方の発言は、天然の単なる雑感ということだと思うけど、なんとなく阪神ファンの大勢の声みたいな雰囲気が出てしまって、嫌な感じがした。
決して阪神ファンの大半が金本辞任を願っていたわけではないと思う。
作戦面での物足りなさ、序盤にあった地獄のような見え見えスクイズ作戦など、は確かにあった。選手を萎縮させるような策が多く、しかもそれがはまらない。自由にさせたら、それがまた、裏目に出て、ハードラックも多かったように思う。
矢野っちが作戦コーチで1軍にいたらなぁと2軍の快進撃、特に盗塁数が話題になる度にそう思った。
ただ、作戦面で何とか勝って、3位になるよりは、圧倒的に打ち勝つようなたくましい打線を作り出すことをめざすんだよな、と思わないでもなかった。
金本監督就任時はみんな、そう思ってたはずだよな。