阪神ブルペンデー開催へ
メジャーでは今季、数球団が「ブルペンデー」と呼ばれる、救援投手が先発する起用法が行われ、来シーズン出場登録枠が1人増える日本でも、同様のピッチャー起用ができるかもしれないというニュースがあった。このときの先発をオープナーというらしい。
阪神でも大いに活用できそう。
オープナー候補は普段は劣勢で投げている救援陣の中から。5-6回までを3投手くらいで乗り切り、勝ちパターンの救援ピッチャーにつないでいく。もし、これで勝つことができたら、結構ピッチャー陣は盛り上がるのではないだろうか。
岡本、谷川、尾仲、高橋聡あたりは難なくこなせそう。いつもの劣勢の場面でのガマンのピッチングばかりでなく、きれいでニュートラルなマウンドで活躍する機会が定期的にあるのもいいことではないだろうか。15試合に1試合くらい、年間で10ゲームくらい。意外な適正が見つかるかもしれないし、先発は救援の、救援は先発ピッチャーの気持ちが分かって、いつもの持ち場に帰った時に、チームに徹した働きがよりできそうな気もする。
連戦続きの夏場の先発の谷間みたいなことでなく、計画的に定期的に実施したい。ファームからの１軍テストという意味合いでも使えると思う。ポイントは調子がいいからとイニング引っ張ったりせず、予定回数でバトンタッチしていくこと。普段は状況次第で予定より長く投げたりしているので、ブルペンデーは基本的には、そのようなことのないように。
若い回からポジティブに投げられ、イニングが残ってる分、打線でやり返せるから、試合としても取り返しがつけられる。けっこうおもしろいゲームとなりそうだ。
