巨人の補強
やりすぎだろう!と方々で声があがっている巨人の補強。巨人のストロングポイントは資金力だから、それを発揮しているだけなので企業としては当然の行為とも言える。ただ、こういう動きが今できるのは高橋前監督の功績かもしれないと思う。
なんといっても岡本の覚醒が最大の功績。高卒4年目で3割、30本、100打点は驚異的。大谷がバッターに専念してもできたかどうか?というレベルだと思う。生え抜きの4番を自前で育成したことで、絶対的エースの菅野、攻守の中核である坂本とともにチームの骨格が形作られた。これを成し遂げたことは大きい。後は補強で肉付けしようがなんの支障もない。補強選手が機能している間に次のスター選手を育成すればいいだけだ。
阪神の場合、チームの骨格をなす生え抜きスター選手が鳥谷以降、出現しておらず、巨人でいう坂本や広島の丸といった世代の存在感が希薄な状態。そして、岡本にあたるニュースターを急ぎ育成している状況。2018シーズンで誰かが爆発するだろうという期待感の中、巨人岡本に先を越され気後れしたような感覚であった。
えっ、ブレークするのはこっちのはずだろ?というような。
それは開幕カードから、感じていたことで・・・