阪神応援ブログ 時々 釣り日記

どんなに負けても阪神を応援するブログ!時々釣り日記!!

2018開幕カード

思えば、2018年の開幕カードはシーズン全体を表していたような。

開幕カードで巨人の、いや、日本球界の絶対的エース菅野をなんと!打ち崩しての快勝。しかも、ニュースター候補の大山がホームランを打ち、新4番ロサリオがタイムリーを打つなど最高のスタート。2戦目もその余勢をかって3回まで苦手の田口から4-0でリード、糸井のホームランに福留、ロサリオ、大山のタイムリーとくれば、最高この上なく、この瞬間、すべての阪神ファンは3タテを信じて疑わなかった。野球には流れがあって、それはもう何十年も見ていれば、これはもう、ちょっとやそっとじゃ逆振りしない流れだった。この点の取り方は確かに今期は金本監督3年目にして最強と思わせるものだった。しかし、藤浪が制球を乱して失点。すんなり勝たせてくれないのも野球だが、大きな流れは完全に阪神サイドにあった。救援陣が打たれて逆転されるが、決定打は岡本のスリーランだった。覚醒の予感さえなかった岡本に試合を決める一発を放たれてしまった。

負け以上に、嫌な気がしたのは、やってやられて、負けるのはしょうがないとしても、岡本覚醒の引き立て役に阪神全員が回ってしまったように感じたこと。

しかし、まだ1勝1敗。大きな流れは阪神にあるとまだまだ思っていた。

しかし、第3戦、ロサリオがホームランでリードするも、またしても岡本のスリーランで一気に試合をひっくり返される。阪神のニュースターの誕生が岡本によって、阻止されるだけでなく、開幕カードはあくまで岡本の輝きのためにあるんだよと認識させられているようだった。

結局、阪神は期待の戦力が打って、最高のスタートをきったものの、負け越しで開幕カードを終えてしまうことになった。完全に勝ちパターンで負け越しという、不思議で不吉なスタートだった。巨人のニュースターを誕生させてしまうという、大きなおまけ付きの。

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