交流戦振り返り
6勝10敗2引き分け、交流戦の結果。4つの負け越しとなった。交流戦開幕時はチーム状態が今年一番の良い状態だったので、期待感は高くなってしまった。
序盤は勝ったり負けたりしながらも、終盤でリードしていれば勝ちきる形はできていた。オリックス・楽天戦でチーム状態も底で得意の形でもひっくり返される、昨季終盤の悪夢がよみがえりはじめる。
しかし、最後の西武とのカードで勝ち越し、明るい兆しが見えたところで交流戦を終えた。
近本の調子がチーム状態と正比例。交流戦前までの好調ぶりが下降の一途。休養挟んで後半戦どこまで回復してくれるか。
打線では福留が離脱する中、高山が定位置を確保しつつある。打撃の好調ぶりはもちろんだが守備でも好プレーを重ねている。レフトでもライトでも昨年までの不安定で自信なさげなプレーが影を潜めている。守備で安定していれば打つ方は問題ないと思う。
糸井も交流戦後半から調子があがり、タイムリーや長打も出てきた。木浪もボーンヘッドで怒られながらもヒットを打ち、パの源田や茂木の守備を見て思うところもあっただろう。
あとはやはり大山。ヒットもタイムリーもそこそこ出ているものの、開幕からまだ爆発はしていない。爆発した時の破壊力は昨年9月で分かっているだけに、それを待ちたい。