メッセとトリ
メッセと鳥谷の引退、退団についての扱い、待遇が違うのはなぜか?という報道がある。
たしかにメッセは外国人ピッチャーとして、10シーズンにわたり活躍。こんな選手は近年いない。しかし、鳥谷はそれ以上の16シーズン、ほぼレギュラーでプレーしている。阪神ファンが大好きな掛布は15シーズンで、その内、4シーズンくらいは半分くらいの出場。同じ早稲田卒の岡田は16シーズンだが、最後2年はオリックス、阪神最後の2年の4年間は活躍できていない。
つまり、鳥谷は阪神球団においては、20年に一人出るかどうかという、まさしくレジェンド。今の阪神で鳥谷クラスまで活躍しそうな選手は現状見当たらない。
メッセの凄さは外国人ピッチャーとしてという注釈が入る。鳥谷とはレベルの段階が1段も2段も違う。
そういった選手を放出するのだから、どういう方針なのだろう。その失敗をメッセでカバーしようとしているのか?現場監督は蚊帳の外だったのかもしれないけれど、どうにか介入できなかったのだろうか?少なくとも、話し合いの時期については注文を出して欲しかった。
鳥谷は他球団での現役続行を模索するということ。おそらくどこからか声がかかるだろうが、仮に話がまとまらなかった場合、非常に寂しい結末となる。球団と鳥谷との関係性も微妙なまま。監督コーチとして阪神の力となることも難しくなるのかもしれない。