青柳の凄みはこれから
青柳の契約更改。アップはアップだけど、表情は硬い。
9勝挙げて、ほぼローテを守り、規定投球回も達成。防御率は3点台前半とくれば、普通のピッチャーなら大絶賛されるはず。
実際に防御率はセで6番目。大瀬良や柳よりも良い数字。しかし、いまいち評価が厳しいのは投球スタイルによるところも大きいかも。
素晴らしいボールがコーナーに決まったかと思えば、直後に思いっきり投げ損じの球もあって、荒れ球と言ってしまえばそうだけど、それをうまくコントロール、武器にしているかといえば、そうでもない。フィールディングも良くはなったが、できれば飛んできて欲しくないといった感は否めない。
ただ、その未完な部分が青柳の最大の魅力。
伸びしろがぱっと見でまだまだあって、普通のピッチャー並みにできれば、10勝はおろか、15勝もできる逸材。
本人もだろうが、ファンとしてもこの成績で満足してほしくない。青柳のポテンシャルがいかんなく発揮されるとどれだけ凄みのあるピッチャーになるのか？来季いきなり、覚醒する可能性だってなくはない。
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