ドラ1近本への期待
特に最近の阪神のスカウト活動には自信を持っている。金本監督の3年間を見ても、2015年は新人王となった高山の他、4位望月、5位青柳、6位で板山と有望選手を獲得。2016年は1位で大山を単独指名したのも見事だが、2位小野、3位才木とローテ入りするピッチャーを取って4位は今季楽しみな浜地。5位ではキャプテンとなる糸原を獲得できている。2017年は活躍できている選手はまだ少ないものの2位で高橋遥、4位で島田など特徴のある選手が指名できている。
前評判の高くない有望選手の獲得のほか、4番候補や本格派の先発エースだけではチーム編成できないことを意識したバランス良い指名が行なえており、ひと昔前のように若手で楽しみな選手を探すのが難しいような状況ではなくなった。
ということもあり、2018年ドラ1近本も心配していない。クジを2回外しているので、良いドラフトとは言い難いかもしれないが、おそらく、戦力になりうる素材のはず。確かに赤星タイプの選手も必要で1位はホームランバッターを指名しないといけないわけでもない。バッティングは京田や源田のようなタイプかなと思う。赤星よりは線の太い感じ。打って守り、そして走りまくってくれるだろう。
