12球団でいちばんもったいない
「12球団でいちばんもったいない。」
山本昌臨時コーチが野手にも話しかけている。
江越に話した内容の一端らしい。阪神ファンならば誰しもが共感するところ。
山本昌はもしかすると、ものごとの本質を言語化するのがめちゃくちゃうまいのかもしれない。共感できる言葉になっていて、感覚的に分かりやすいだろう。コーチングで最も重要な要素かもしれない。
期待したのは左腕ピッチャーへの指導。だから、谷川らを鳴尾浜に置いても左を多く安芸キャンプに参加させた。プラス藤浪などの右ピッチャーにも何かしらプラスになることがあれば、という程度の期待感だったと思う。
しかし、左ピッチャーはもちろん、右ピッチャーも藤浪はじめほとんどのピッチャーから、ポジティブな反応が得られている。
そして、野手にも投手目線でもアドバイスを送っているという。江越へのこの言葉は最大級の賛辞であると同時に最大級の激励でもある。
超一流のピッチャーから見ても、その潜在能力は認められている。その力をどのようにして発揮していくのか？迷いの多い打席をどう克服していくのか？もしかしたら、江越のターニングポイントはここなのかもしれない。突き破れよ！待ってるぞ阪神ファンはみんな。
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