ぼくらの上ポン
上ポン引退か。
戦力外となってから、こういう可能性はなくはないと思いながらも、阪神でなくても別のチームでもう一花二花咲かして欲しいと願っていた。
つくづく残念なのは2018シーズン。開幕直後から打ちまくって打率.422。長打も多く、OPSは1.036。リーグ強打者並みの数字を残し、ついに上ポンが最終覚醒するところだった。しかし、2塁への盗塁の際のスライディングでケガ。一見、なんでもないようなプレーだった。何であんなプレーで前十字靭帯が切れてしまうのか、不可解でもあり、上ポンにとっては不可抗力そのものなので、かける言葉がなかった。
ケガをする前年2017年は125試合に出場、2割8分超えの打率、ホームラン9本とキャリアハイといって数字を叩き出し、その翌年はじめからの活躍。3番あたりに定着する可能性だってあった。
2017年には巨人畠から頭部死球を受け、その翌日に同じ畠から踏み込んでホームランを放って、これぞ上ポン❗️
打席に入るだけでも怖かったろう。畠もまた当てたらどうしよう、踏み込んでこれないバッターへどう投げればいいのかと、思ったに違いない。それを一発回答!気にするな、俺は踏み込んで打つぜ、とばかりにバット一閃。
溢れ出る男気。阪神ファンが愛してやまない男。あの二盗さえなけりゃ、どうなっていたのか?もちろんいちばん悔しいのは上ポン本人だろうけど、ファンも同じくらい悔しかったよ。
だけど、無茶でも飛び込んでいくのが上ポンのプレースタイルなんだよなぁ。それがカッコいいからねえ。
第二の上ポンを育ててくれ。
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