2020ピッチャーMVP
西勇輝が11勝5敗、防御率2.26。完投4も凄いが、クオリティスタートはセパ通じてナンバーワン!
文句なくピッチャーMVP。
抑え部門でMVPを選ぶなら、もちろん、セーブ王のスアレス。シーズン序盤からストッパーに定着。当初はコントロールを乱して危ない場面もあったが、徐々に危なげなくなるところか、完全に圧倒し出したところで、我々は唯一無二のストッパーを手にしたことを確信。球児引退のニュースを前向きに捉えることができた。
アッキャマンの2017以来の二桁勝利、青柳の2年連続規定投球回到達も見事。
岩崎のセットアッパー定着も着実に進行。岩貞は中継ぎ転換で好投した。
今季にかけたピッチャー藤浪は序盤、抜け出しきれなかったが、コロナ禍で中継ぎに入り、160キロを連発して、自信を取り戻した。
高橋遥は年間通じての活躍とまではいかなかったが、完投も記録、コンディションさえ整えば安定したピッチングができることを改めて披露。
新しい力では馬場、小川あたりが1軍で勝負できるところを示し、外国人もガンケル、エドワーズも存在感見せて、復活組は桑原。うれしかった!
能見は中盤、精彩を欠いて、戦力外でオリックス移籍となった。最終盤で見せた真っ直ぐはバッターを制圧しており、来年もやるだろう。
MVPは西とスアレスで間違いないが、もう1人選ぶなら藤浪だと思う。コロナ禍でもうダメだとみんな思ったところで、自らのリベンジと、今季の勝ち抜けないチームのモヤモヤした思いを振り切った。心配しながらもわくわく、しかも毎試合、楽しかった!
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